雑記

新東京サーキットでレーシングカートを体験してきた

投稿日:2019/11/20 更新日:

新東京サーキット

カートレースをやっている友人から、カートの体験をしてみないかと誘われました。

昔から車もバイクもレースは好きでよく観てましたし、実は中学生の頃F1のメカニックになりたいと思っていた僕。

進路も自動車関係の勉強ができる道を選択。

まあ途中からやりたいことが変わって別の道に進むわけですが・・・。

というわけで、今回はカートの体験走行会に参加してきました。

しかしサーキットを走るのは初めて。

果たして初心者にどれほどの走りができるのか。

新東京サーキット

走行会の場所は千葉県市原市にある新東京サーキット

全長は1,076m。

カート専門コースとしては東日本最大級。

この日はフリー走行の日で、本来ならたくさんのチームの走行会や練習で賑わうそうです。

多い時はコース上に60〜70台のカートが走ることもあるとか。

しかし前日の雨でコースはウェットコンディション。

その影響か他に走っているチームはほどんどなく、ほぼ貸切状態でした。

新東京サーキット新東京サーキット。
新東京サーキットホームストレート前のスタンド席。コース全体が見渡せます。
新東京サーキット新東京サーキットのコースレイアウト。

TECORSA Racing

今回は友人が所属するレーシングチームTECORSA Racingさんのマシンをお借りすることに。

遊園地にあるようなゴーカートではなく、本物のレーシングカート。

エンジンは2ストで最高速度は100km/h超。

メカニックさん曰く、体感速度は280km/h以上とのこと。

本格的すぎてビビってます。

新東京サーキット僕が乗るのはこちらのマシン。
新東京サーキットこちらは友人のマシン。見るからに速そう。

初カート

初心者の僕がいきなりレーシングカートに乗れるわけがありません。

一応若い頃はレーサーレプリカのバイクに乗ってましたが、あくまでも一般道での話。

それに今やゴールド免許の超安全運転マンの僕。

なので、まずサーキットのレンタルカートで体験走行。

10分間走行で2,200円。

これに装着必須のフェイスマスク 500円を別途購入。

レーシングスーツを着てヘルメットを被り、カートに乗り込みます。

エンジン始動。

いよいよ初走行です。

緊張しながらコースへ。

ウェットでライン上に水たまりもあり慎重に走行。

初めてのタイムは1:26.186。

2周目で1:21.408。

そのままコースを覚えながら10周ほど走り、11周目にタイムアタックしてみたところ1:13.215。

その次も1分13秒台を出して体験走行終了。

自分ではかなり限界まで攻めたつもりですが、そんなに速くないようです。

初めてだし、しかもウェットだし、と言い訳してみますが、正直なところ怖かったですね。

新東京サーキットメインストレートにある電光掲示板でタイムをチェックしながら走行。
新東京サーキットこれが僕の初カートのリザルト。

走行会開始

体験走行を終え本格的に走行会スタート。

ここから約3時間。

体力が続く限り好きなだけ走っていいとのこと。

肋骨にプロテクターを付け、チームのカートに乗り込みコースへ。

レーシングカートは衝撃で肋骨を骨折することもあるとか。

乗ってみて納得。

速さも衝撃も全然違う!

メチャクチャ速い!

こえ〜〜!(怖いの意)

それでもなんとかタイムを更新。

10周ほど走ってタイムは1分ちょうどくらい。

マシンが変わっただけで13秒も縮む。

そりゃ速いわけだ。

それにしても疲労度が全然違う。

たった10周で握力がなくなるほど。

新東京サーキットレーシングカートは凄まじい。

ピット内

休憩中にピット内を撮影。

オイルの匂いとか懐かしい。

新東京サーキット友人のマシンは水冷エンジン。
新東京サーキットレース用のタイヤ。
新東京サーキットオイル。
新東京サーキットすり減ったタイヤたち。
新東京サーキットコースの縁石も。

タイムアタック

走行と休憩を繰り返し次第にタイムは上がっていく。

コースもドライコンディションになり、タイムはいつの間にか1分を切り57秒台へ。

しかし、そこからがもう伸びない。

なんとか56秒台に行きたいけど難しい。

そこへ突如現れた友人。

僕を抜いたと思ったら、そのまま僕の前を走行。

ラインを教えてくれることに気付き何周か一緒に走行。

ラインやブレーキポイントを覚えて再度タイムアタックにチャレンジ。

出ました54秒台前半!

一気に3秒も縮まった。

56秒台を狙ってたのでビックリ。

もう少しで54秒を切れそうなところまでいったけど、もう集中力が続かない。

53秒台は諦めることに。

新東京サーキットこれは友人。走りの次元が違った。

ベストタイム

走行会も終わりに近付き、最後に友人が自分のマシンに乗ってみないかと誘ってくれました。

集中力が切れかかってたこともあり断ろうと思ったけど、最上級のレーシングカートに乗れる機会なんてないのでチャレンジすることに。

ただ、もし僕がクラッシュしたら友人は次のレースに出られないので、軽く回す程度のお試しということで。

新東京サーキットこのカッコいいマシンに乗り込みコースへ。

な、なんじゃこりゃ!

速さが全然違う。

R1-Zのパワーバンドに入ったような超絶加速力。

ストレートが一瞬で終わる。

コーナーで多少ミスしても加速力でカバーできる。

メチャクチャ速い。

何周かして若干マシンに慣れてきたこともあり最後にこっそりタイムアタック。

50.186秒の自己ベスト更新!

マシンが変わっただけでこんなに縮まるとは。

あとちょっと頑張れば50秒も切れそうだったけど満足。

最後は流してピットへ。

マシンは違えど最初のタイムから30秒以上縮まりました。

ちなみに、同じマシンで友人はコンスタントに43秒台を出してました。

レーサーって凄い!

まとめ

圧倒的なスピード感に恐怖したり、コーナーで強烈な横Gを感じたり、疲労も大きかったけど本当に楽しかったです。

なお、初心者だとどうやら全身筋肉痛になるようですが、一応僕は普段からジムでトレーニングしてるので全身筋肉痛だけは免れました。

しかし腕の筋肉痛がヤバいです。

翌日はペットボトルの蓋を開けるのも辛いほどでした。

というわけで、貴重な体験をさせて貰った友人に感謝。

機会があればまたサーキットで体験走行してみたいと思います。

そうそう、帰りに自分の車を運転したら、これほどまでに運転しやすいのかと感動しました。

パワステ最高です。

新東京サーキット → http://www.n-tokyo.co.jp

撮影機材

Nikon Z7
Nikon Z6
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

動体に弱いと言われてるミラーレスですが全く問題なかったです。

特に連写に強いZ6が威力を発揮してくれました。

Z6ならレース撮影も問題ないでしょう。

高画素機のZ7ではちょっと厳しかったかな。

新東京サーキットZ6 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR。

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