Nikon Z9を購入してから約1ヶ月。
写真撮影はもちろんのこと、動画撮影にも大活躍。
本当に凄いカメラです。
何より凄いのがプリキャプチャ機能。
プリキャプチャ機能とは、シャッターを押した直前の写真を最大1秒まで遡って撮影できるの機能。
今まで撮影困難だった、羽ばたく瞬間の野鳥やトンボがいとも簡単に撮影できるようになりました。
シャッターボタンを半押ししてる状態でカメラを構え、被写体が動いた瞬間シャッターを全押し。
半押ししてる状態ですでに記録は始まっており、シャッターを押すと半押し中の写真が書き出されます。
記録時間は0.3秒、0.5秒、1秒から選択可能。
私は0.5秒で設定しています。
0.3秒だと短すぎて、1秒だと長過ぎる。
記録時間が長いと撮影枚数が膨大になってしまうので大変です。
0.8秒があるといいんですけどね。
目の前にエサを捕まえたムクドリがいたのでプリキャプチャ機能で撮影。
羽ばたく瞬間を捉えました。
こんな写真、今までは狙って撮影することなんて絶対に無理でしたからね。
続いてトンボが飛び立つシーンを撮影しました。
飛んだ!と思ってからシャッターを押すと、通常ならもうそこにはいません。
しかしプリキャプチャ機能なら簡単です。
トンボがよく止まる枝を見つければもう撮れたようなものです。
シャッター半押しで待つだけ。
待ち時間と忍耐力があれば誰でも撮影できてしまいます。
飛行中のトンボも比較的簡単に撮影できます。
まあ飛行中のトンボは、プリキャプチャよりも連射速度の方が重要ですが。
なお、プリキャプチャ機能はC120、C30モードで使用できます。
JPEGのみでC120はサイズS固定、C30モードはサイズL固定。
RAWでは撮影できません。
また、1回の撮影で恐ろしいほどの枚数になりますで注意が必要です。
プリキャプチャ機能のおかげで、今まで無理だと思ったシーンが簡単に撮影できるようになりました。
これまでの苦労は何だったんだという思いはありますが(笑)、撮影が楽になるのは良いことですし、さらに撮影が楽しくなりました。