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ついに発表されたZマウントの大三元 NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S のスペック確認

投稿日:2019/02/15 更新日:

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

本日は2019/2/14。

我らがニコンから、Zマウントの新レンズである NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sと、すでに海外では発表されていた NIKKOR Z 14-30mm f/4 S が発表されました。

噂通りCP+前の発表となったことで、CP+ではニコンブースの目玉となるでしょう。

非常に楽しみです。

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NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

発表されたNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのスペックをザッと見た感じいいですね。

レンズ構成 15群17枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ4枚)
ナノクリスタルコート、アルネオコート、最前面および最後面のレンズ面にフッ素コート
最短撮影距離 0.38m
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最小絞り f/22
寸法 約89mm(最大径)× 126mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
質量 約805g

MTF曲線を見るとボケ重視なのかなと思いますが、実際に使ってみないことにはなんとも。

新技術のアルネオコートがとても気になります。

ナノクリスタルは逆光に強かったですけど、さらに凄いことになってそうです。

レンズ鏡筒にコントロールリング・フォーカスリング・レンズFnボタン・レンズ情報パネルを採用。盛りだくさん。

これまで以上に利便性は上がるはず。

何よりコンパクト。1kgを切ってきました。デザイン的にも本体とのバランスがよくしっくりきます。

というか、単純にカッコいい。

Zシリーズが発表された当時はデザイン最悪と思ってましたが。

慣れって怖い。

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

Fマウントとの比較

Fマウントのf/2.8通しである AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR と比べて、長さは約28.5mm短く、重さは約265gも軽い。

よりコンパクトになってます。

発売日・価格

2019年4月発売予定で、予約受付は2/16 10:00より開始とのこと。

気になる価格は税込で329,940円

分かっていたけど高い!

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

同じく発表された広角ズームの NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 。僕的にはこちらの方が気になります。

広角のf/2.8通しとなる14-24mm f/2.8 Sは2020年の発売ですから広角ズームはしばらくこれ一択。

f/4ではありますが、キットレンズの24-70mm f/4 Sが素晴らしかったので期待はできそうです。

こちらも2019年4月発売予定で、予約受付は2/16 10:00より開始とのこと。

価格は税込で183,060円

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

大三元と小三元

f/2.8通しのズーム3機種は大三元、f/4通しのズーム3機種は小三元と呼ばれてます。(マージャン知らない人には分からないだろうといつも思います)

今回発表のNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは大三元の標準ズーム

これに広角と望遠が加わって大三元となります。

望遠の70-200mm f/2.8 Sが2019年、広角の14-24mm f/2.8 Sが2020年の発売予定。

すでにキットレンズで発売されているNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは小三元の標準ズーム

現在Zシリーズのユーザーはほぼ間違いなく持ってるレンズです。

これしか選択肢がなかったから・・・。

小三元の広角である14-30mm f/4 Sは今回発表。

望遠となる70-200mm f/4 Sはロードマップに載ってないけど、恐らく2020年かと思われます。

何が言いたいかというと、f/2.8を最初に出して欲しかった。

Z6(7)の発売時に24-70mm f/2.8 Sを出してくれていれば絶対買ってたのに。

こういうところは本当にニコンの商売下手を感じます。

すでに24-70mm f/4 Sを持ってる状況で24-70mm f/2.8 Sは買えないのが正直なところ。

24-70mm f/4 Sを下取りに出しても大した金額にならないでしょうから無駄金。

まあFマウントの大三元を持ってるのでそちらを使えばいいのですが、だったらカメラもD850使えばいいし。

でもZ6の軽さや便利さを味わうと、D850を気軽に持ち出す

感想

欲しいかどうかと聞かれれば、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは欲しいレンズ。

ニコンのサイトの作例を見ると惹かれます。

恐らく実際に販売されたら神レンズの1つになりそうな予感もします。

しかし30万円は簡単に出てこない金額。

なまじキットレンズである24-70mm f/4 Sが素晴らしいこともあり、余程のことがない限り24-70mmはf/4でいいかなと思います。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは現状のZマウントで広角ズームが欲しかったらこれ一択。

だから買うしかないと。

選択肢がないので僕はきっと14-30mm f/4 Sを買うハメになるでしょう。

広角ズームも標準ズームも先にf/4を出すくせに、望遠ズームはf/4よりもf/2.8が先に出るんですよね。

ほんとニコンの商売下手って大嫌い。

それでもニコンと共にしますが。

いずれにしても、CP+で新レンズが体験できるのでじっくり触ってきます。

・・・触ると欲しくなる可能性は大ですけどね。

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