先日、ニコンプラザ新宿へ行ってきました。
その時の対応は最悪でしたが、それは置いといて、待ち時間にD780を試してきました。
一眼レフのD850とDfからZ7とZ6の2台持ちへ移行した僕が、D780に感じた印象をお伝えしたいと思います。
D780
まず、持った印象はそこそこ軽い。
しかし重量を数字で見るとバッテリー込みで約840g。
そんなに軽くないですね。
もう少し軽いかと思ったので、ちょっと驚きました。
グリップの持ちやすさや全体的なバランスがいいと思います。
ファインダーもなかなかいいですね。
OVFを久しぶりに覗きましたが撮る気にさせてくれます。
やっぱりOVFは綺麗。
ただ、若干ファインダーが暗いような気もしました。
EVFに慣れすぎたかな。
そして、実際に撮影して写真を持ち帰ろうとしましたが、記録媒体はSDカードのダブルスロット。
この時はXQDカードしか持ってなくて試せませんでした。
それにしても、SDカードは今さら感が否めません。
せめて、D850のように片方をXQDカード、いや今ならCFexpressで良かったんじゃないかな。
ライブビューだとZ6と同等!
ライブビュー撮影では瞳AFや像面位相差AF搭載の273点AFシステムが使用できます。
これはミラーレスであるZ6と同じです。
ただ、瞳AFを活用するとなると用途はほぼポートレート。
ライブビューでポートレート撮影はちょっとない、というのが僕の感想。
やはりファインダー越しで撮影したいじゃないですか。
D780はライブビューだけですが、Z7やZ6だと当然ながらEVFを覗きながら瞳AFができますからね。
D780で瞳AFを使うと、便利過ぎてミラーレスへ移行したくなるかもしれません。
逆に動画になるとライブビューで撮影することになると思うので、メチャクチャ捗ります。
まとめ
印象としては一眼レフ機とミラーレスのいいとこ取り。
動体撮影などの一眼レフの優位性を保ちつつ、ライブビュー性能ではミラーレスの便利さも享受できるカメラです。
最新の一眼レフ機の中に、ミラーレスのZ6が入ってるという感じでしょうか。
一眼レフで写真撮影、ライブビューで動画撮影という使い方がベストかな。
まあ動画の連続撮影時間は30分未満なのは変わりませんので長回しはできませんが。
でも、こうしてみると凄いカメラです。
D780はニコン最強の汎用カメラの1つになるのは間違いないでしょう。
となると、恐らく今年発売されるニコンのフラッグシップ機D6も、同じくライブビューで瞳AFや像面位相差AF搭載してくると思います。
一眼レフとミラーレスの融合が、一眼カメラの到達点ということなんでしょうね。