確定申告の季節がやってきました。
サラリーマンの方も医療費控除や、株式や投資信託の譲渡損失の繰越控除(3年間繰越可能)のためには確定申告が必要です。
もし該当する場合は絶対やった方がいいですよ、簡単ですから。
しかし、税務署へ行くのは面倒だし、この時期は特に混んでる。
なので、自宅で確定申告ができるe-Taxが1番楽だと思います。
僕も数年前から利用しています。
で、今回はe-Taxをより便利に使うためにICカードリーダライタを購入しました。
Mac OSでICカードリーダライタをお探しの方の参考になればと思います。
コロナの給付金(特別定額給付金)にも使用できます。
僕はこれを使用して、自宅から5分で申請しました。
e-Tax利用の簡便化
平成31年1月からe-Taxの利用が簡便化されました。
パターンとしては以下の2つ。
・税務署で作ったIDとパスワード。
このどちらかでe-Taxが利用できます。
僕は以前、税務署で申告した際にe-TaxのID・パスワードを作成したので、ICカードリーダライタがなくてもe-Taxの利用が可能です。
メッセージボックスの閲覧
しかし、セキュリティの観点からe-Taxのメッセージボックスの閲覧には、マイナンバーカード等の電子証明書が必須となりました。
これにより、ID・パスワードだけではメッセージボックスが見られなくなりました。(確認可能な種類のメッセージもあるけど、ほぼ見られない)
e-Tax → メッセージボックスのセキュリティ強化について
一応、マイナンバーカード以外の電子証明の方法があったので試してみるも設定が非常に面倒。
面倒過ぎてイラッとするほど。
途中で諦めてICカードリーダライタを購入することにしました。
それにマイナンバーカードとICカードリーダライタがあれば、e-Taxログイン時に16桁のIDを入れなくて済みますしね。
ちなみに、申告だけならID・パスワードでも可能です。
ICカードリーダライタ
e-Taxのサイト上に、e-Taxに対応しているICカードリーダライタの一覧表があったので物色。
僕のPCはMacなので、当然ながらMac OSに対応しているものが必要。
Winと比べてMac対応のICカードリーダライタは少ないです。
その中からNTTコミュニケーションズのICカードリーダライタACR1251CL-NTTComを購入。
非接触型で価格はAmazonで3,100円。
ネットの評判もなかなかいいです。
もう少し安い接触型もありましたが、数百円しか変わらないので非接触型をチョイスしました。
WinならオススメはSONY
ちなみに、WinならSONYのICカードリーダライタをオススメします。
なぜならば、電子マネーのチャージやSuica・ICOCA・PASMOなどのICカード交通乗車券の履歴照会ができるから。
僕の本来の目的はe-Taxなので、チャージや履歴照会はできなくてもいいのです。(ほんとは使いたい)
まあ昔からSONYが関わってるものってAppleはほぼ使えませんでしたからね。
セットアップ
さて、購入したACR1251CL-NTTComのセットアップです。
といっても、NTTコミュニケーションズのサイトからドライバをダウンロードしてインストールするだけ。
続いてe-Taxの事前準備セットアップをダウンロードしてインストール。
マニュアルに従ってSafariの機能拡張にチェック。
マニュアル通りやるだけなので簡単です。
以上でセットアップは完了。
これでe-Taxにログインする時は、マイナンバーカードの読み取りとパスワード(4桁)でログイン可能です。
まとめ
無事にメッセージボックス内の全てメッセージが閲覧可能になりました。
ログイン自体にID・パスワードを入力しなくていいのでとても楽ですし。
使用頻度としては年に数回ですが購入してよかったです。
何か他の使い道があれば最高なんですけどね。今のところe-Tax専用機です。
なお、確定申告をe-Taxで提出すれば、源泉徴収票など書面で提出が必要な添付書類の提出は不要です。
例えば源泉徴収票や生命保険料控除の証明書、医療費控除の領収書、銀行や証券会社の年間取引報告書等。
e-Tax → 所得税の確定申告書を提出する場合の第三者作成書類の添付省略の制度
これは本当に便利。以前は税務署に書類をまとめて持っていってましたから。
ただし、税務署から連絡があった際は提出するので、自宅で5年間保管する必要はあります。
まあ滅多に連絡はないと思いますが、僕の知人はこの連絡があり提出したそうです。
というわけで、このe-Taxは本当に便利なので利用してみてください。
そして、もしMacでe-Taxを利用するなら、ICカードリーダライタ ACR1251CL-NTTComはオススメです。