新宿のニコンプラザ東京でZ7とZ6、そしてZマウントのレンズ2本をメンテナンスしてきました。
その際、話題のZ fcを触ってきました。
私は以前Nikon Dfを保有しており、Dfの生みの親 二コンフェロー後藤哲朗氏のトークライブに行ったほどの思い入れのあるカメラ。
そのDfの魂を引き継ぎミラーレスになったのであれば、気にならないわけがありません。
-
ニコンフェロー後藤哲朗氏のトークライブに行ってきた
ニコンフェロー後藤哲朗氏をご存知でしょうか? まあ簡単に言うとニコンのとても偉い人。 数々のカメラ開発に携わってきた方。 Nikon Dfを作ったことでも有名ですね。 僕はDfを購入した時にその名前を ...
続きを見る
デザイン
さっそく手に取ると、そのコンパクトさと軽さに驚きました。
軽さは正義です。
手の小さい私でも片手にすっぽり収まります。
そしてこの往年のニコンFM2を彷彿させるクラシカルなデザインは本当に最高です。
このデザインでご飯3杯食べられます。(食べられないけど)
ちなみに、これは私が以前保有していたDf。
ミラーレスに完全移行したので手放しましたが、本当に良いカメラでした。
バリアングル
私が驚いたのがZシリーズ初となるバリアングル。
このデザインでバリアングルはかなりの違和感ですが、便利さの面では最高です。
またZ fcのバリアングルは、しっかりとした作りで安定感がありました。
他のZシリーズもバリアングルにしてもらいたいものです。
ダイヤル
このZ fcの売りの1つである各種ダイヤル。
デザイン的にはクラシカルで素晴らしいのですが、長年Dfを使った身としてはこれかなり不便なんですよね。
目視で瞬間的に設定が分かる反面、すぐ撮りたいときや瞬間的なシャッターチャンスには対応できません。
結局ダイヤルの使わなくなって、これらの数値は基本的にオートで使用してました。
ぶっちゃけ見た目だけです。
なので、ダイヤルがもったいない。
グリップ
右手部分のグリップがないのでホールド性は非常に弱いです。
いくら軽量なカメラとはいえ、なかなか持つのがキツいです。
別売アクセサリーとしてエクステンショングリップ「Z fc-GR1」が用意されているそうですが、別売りのくせに18,700円とかなり高価。
高過ぎると思うんですよ。
しかしガッツリ撮影する場合は、このグリップを購入した方が絶対に良いと思います。
カラー
Z fcは購入後に革の張替えをすることでカラー変更が可能です。
この張替えはキャンペーンとしてしばらく無料のようですが、キャンペーン終了後は張替サービス料が4,950円となります。
個人的にはシルバーの部分をブラックにしたタイプがあれば良かったんですが。
Dfもシルバーは塗装が剥げる問題がありましたから。
恐らくZ fcも同じ塗装なのでこの問題が出てくるかなと予想してます。
まとめ
ミラーレスの入門用にとの考えや、そもそもクラシカルなデザインが好きならば絶対に買いだと思います。
私も欲しいです。
残念ながら私はすでに上位のZシリーズを保有してるのでスルーしますが……欲しい。
ただ、価格もそこそこ高いですし、見た目に惹かれなければニコンのDXミラーレスZ50の方がいいでしょう。
ちなみに、私は10月発売予定のキットレンズNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)を予約しました。
DXのキットレンズとはいえ、レンズそのものはFX用ですからZ7やZ6でもバッチリ使えますしね。
私は動画用レンズとして購入します。
28mmの画角も丁度いいし、動画だったらf/2.8で充分。
何ならf/4.0でもいいくらいです。
重さ感じないんじゃね?というレベルの160gという軽さも最高。
そして何より安い。
なお、今から予約しても28mm f/2.8 Special Edition キットは予約殺到で10/1の発売日に入手は不可能な模様。
レンズだけなら発売日に到着するそうです(レンズの発売は10月上旬)。
久々のレンズ購入、楽しみです。