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AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRで夜景と野鳥撮影レビュー

投稿日:2020/11/01 更新日:

スカイツリー

値切り交渉が成功してしまい、勢いで購入したニコンの望遠レンズAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

開封だけして1週間放置してましたが、ようやく撮影に行ってきました。

今回行った撮影は三脚での夜景手持ちでの野鳥&飛行機撮影です。

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満月とスカイツリー

10/31のハロウィン。

2020年は46年ぶりの満月、さらに1ヶ月の間に2回満月が来るブルームーン。

これはぜがひでも撮影せねば。

しかし、ただ満月を撮っても仕方がないので、満月と夜景のシチュエーションで撮影することにしました。

満月と夜景となると高い建物じゃないと面白くない。

東京タワー・新宿の高層ビル・レインボーブリッジ等々考えましたが、やはり東京で1番高い建物がベストという結果に。

というわけで、スカイツリーと満月を撮影することにしました。

ハロウィン当日の22時くらいにスカイツリー到着。

月の位置を確かめながら付近のパーキングに車を停め、三脚と巨大レンズを持って撮影場所を探すこと数分。

月とスカイツリーが同時に見えるスポットを発見。

僕は都民ですが、何気にスカイツリーを真下から見るのは初めて。

驚くほど巨大ですね。

よくこんな巨大な建造物を作れたなと、しばし口をポカンと開けて見入ってしまいました。

正気に戻り、撮影開始。

しばらくして気付きました!

スカイツリーがジャック・オー・ランタン(ハロウィンのカボチャ)の色になっている!

粋ですね〜。

こういうの大好きです。

スカイツリー展望台と満月。
スカイツリーハロウィンでジャック・オー・ランタンとなったスカイツリー。
スカイツリースカイツリーに隠れる満月。
スカイツリーなんだかスカイツリーが魔法陣に見えてきました。
スカイツリーそしてスカイツリーのテッペンがカボチャに見えてきました。
スカイツリーシャッタースピードを上げて月の模様を。

夜景 感想

三脚での撮影とはいえ、焦点距離が500mmともなるとほんの僅かなブレも影響するので重くて頑丈な三脚が必要です。

それさえクリアできれば素晴らしい画像で撮影できます。

600m以上の高さにある階段や手すりもキッチリ写っており、シャープで高い解像度の画像に大満足です。

これは望遠を活かした夜景撮影が楽しくなりますね。

東京港野鳥公園

夜景の次は野鳥撮影にチャレンジです。

望遠レンズといえば野鳥ですからね。

スカイツリーを撮影した翌日、いつもの東京港野鳥公園に行ってきました。

ここからの写真は全て手持ち撮影です。

カメラとレンズで3kg以上もあるので、ハクバから発売されているリュックにストラップを掛けるくびの負担がZEROフックを使用しています。

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東京港野鳥公園東京港野鳥公園。
東京港野鳥公園カモの集団。
東京港野鳥公園1匹だけ優雅に泳ぐ。
東京港野鳥公園干潟でカニ撮影。
東京港野鳥公園アシハラガニ。
東京港野鳥公園水門。
東京港野鳥公園200mmで撮影。
東京港野鳥公園同じ場所から500mmで撮影。
東京港野鳥公園圧縮効果。ボケも程よく綺麗です。
東京港野鳥公園赤い木の実。実の細かい模様もキッチリ。
東京港野鳥公園枯れた葉。葉の細部もしっかり見えます。
東京港野鳥公園メダカの集団。
東京港野鳥公園エサを探すアオサギ。
東京港野鳥公園突然飛んできたカワウ。ピントは合わず。
東京港野鳥公園アオサギくらいのスピードなら割と余裕でピントが合います。

最短撮影距離

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRの最短撮影距離は2.2m。

このクラスの望遠としてはなかなか寄れるのではないでしょうか。

マクロレンズ的な使用も可能ですね。

気持ち悪い虫なんかには少し遠くから比較的安全に、そして逃げられずに撮影できます。

というわけで、虫も撮ってみました。

クモの写真があるので閲覧注意です。

東京港野鳥公園道端にいたカマキリ。500mmを活かして3メートル近く離れて撮ってます。それでも目線までハッキリ分かります。
東京港野鳥公園ジョロウグモ。近付かなくてもここまで大きく撮影できるのはいいですね。

野鳥 感想

この日はまともに撮影できる野鳥が全然いなかったこともあり、野鳥撮影は全然できませんでした。

でも少ないながらも撮影した印象だと、飛ぶ鳥に対してはピントは遅くて迷うというのが正直な感想。

置きピンとかしないと厳しいかも。

アオサギくらいのゆっくり飛ぶ鳥は問題なくピントは合います。

また、今回は高画素重視 & DXモードのためにZ7を使用しましたが、動きモノだとこのレンズとZ7は相性が良くないかもしれません。

Z6であれば良い結果になると思います。

城南島海浜公園

東京港野鳥公園の次は、すぐ近くにある城南島海浜公園へ。

飛行機撮影で締め。

と思いましたが、この日の離着陸は反対側で城南島海浜公園からはほとんど飛行機の撮影ができませんでした。

城南島海浜公園数キロ先の滑走路から離陸した飛行機。
C-3PO ANA JETスター・ウォーズ特別塗装機 C-3PO ANA JET。
城南島海浜公園離陸直後。
城南島海浜公園やっと真上を飛びました。窓の中の様子も見えます
城南島海浜公園釣り船。水しぶきもハッキリ。
城南島海浜公園ついでに夕焼けも撮影。

まとめ

三脚を使った撮影は素晴らしい解像度で大満足でした。
超望遠を活かして撮ってみたい夜景とか色々とイメージが湧いてきます。

手持ちに関しては状況に応じて。

日中の明るい場所では問題ないですが、少し暗くなってくるとディテールが潰れがちかもしれません。

ピントのスピードは速くも遅くもなくという感じです。

ただ、動きモノに関してはピントの迷いが多かったと思います。

逆光耐性は試せませんでしたが、ここまで撮影した印象だとそんなに悪くはないと思います。

手ブレ補正は相当優秀です。

三脚や一脚がなくても重さに耐えられるのであれば手持ちでも戦えます。

で、その重さに関して、3kg以上のカメラとレンズを持って歩きながら手持ち撮影はなかなか大変でしたが、ハクバのくびの負担がZEROフックのおかげで首の負担はなし。

このアイテムはAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRの必須アイテムかもしれません。

トータル的な感想として、僕はこのレンズを購入して良かったと思ってます。

それどころか、もっと早く購入しておけばよかったなと。

ニコンのミラーレス機Zシリーズに完全移行してる自分としては、Zマウントの望遠が出るまで待っていましたが、こんなにレンズのリリースが遅いのならば早々にこのレンズを購入しておけばよかったです。

ニコンのカメラもレンズも好きだけど、何度も行われたZマウントのレンズの発売延期にはうんざりしてます。

とまあニコンの文句を言っても仕方がないので、AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRで撮りまくりたいと思います。

価格について

レンズ価格についてなんですが、僕がレンズを購入したのは2020/10/25。

ここ最近では(ポイント含めると)最安だったと思います。

ヨドバシで値切って145,000円とポイント11%が15950だから実質129,050円でした。

それからたった数日でレンズの値段が突然上がりました。

2020/11/1現在でヨドバシが173,250円なので3万円近い値上がり。

価格コムでも131,940円 → 150,904円と2万円近く上がっている状況。

更にほとんどのショップが品切れ。

吉祥寺ヨドバシの店員が、メーカーからの出荷待ちで2〜3ヶ月かかると言っていたので、そこら辺の影響だと思います。

レンズは欲しい時(在庫があるうち)に購入するのがベストですね。

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