日本一深い駿河湾。
その最深部は2500m。
場所によっては海岸からたった2kmの距離で水深500mにもなるという恐ろしさ。
そのため深海魚がとても豊富。
そんな駿河湾に面した沼津港に沼津港深海水族館という、深海魚がメインのそれはもうマニアックな水族館があります。
そして、世にも珍しい冷凍保存されたシーラカンスが展示されているシーラカンス・ミュージアムもあります。
水族館好きとしては行かねばならない場所。
というわけで、前回沼津港の丸天で食事をしたあと、沼津港深海水族館へ行ってきました。
-
バベルの塔!沼津港 魚河岸丸天の海鮮かき揚げ丼
静岡県の沼津港をご存知でしょうか? 沼津港といえば今や定番の観光スポット。 数々の飲食店が立ち並び、新鮮な魚介類が食べられる漁港テーマパーク! まさか沼津港がこれほどまでの観光スポットになるとは思って ...
続きを見る
沼津港深海水族館
深海生物を展示してる水族館はいくつもありますが、深海生物がメインの水族館は日本で唯一沼津港深海水族館だけ。
僕が沼津に住んでいた頃にはまだなかったので、実は1度も行ったことがありません。
深海魚ってグロテスクなイメージがありますが実際はどうでしょう。
楽しみですね。
さっそく入園です。
深海魚たち
生息水深が深くなるほど見たことがない魚ばかり。
写真を撮るのが楽しかったです。
特にハシキンメとクルマダイが良かったなぁ。
ダイオウグソクムシ
沼津港深海水族館とえいばダイオウグソクムシ。
実物よりもグッズが人気です。
実物は・・・、はっきり言って気持ち悪いです。
メンダコ
深海のアイドルと呼ばれているメンダコ。
しかし非常に臭く、他の魚に臭いがつくため漁師さんからは嫌われているとのこと。
メンダコの展示は非常に難しいみたいだけど、この日は運良く展示されており見ることができました。
確かに可愛い姿をしていましたね。
カニ
カニ撮影に命をかけているカニグラファーの僕としては、水族館といえどもカニ撮影は気合いが入ります。
沼津港深海水族館では珍しいカニが見られて大満足。
イガグリガニは初めて見ました。
他にも珍しいカニがいましたので、カニ好きには天国かもしれません。
シーラカンス・ミュージアム
沼津港深海水族館のもう1つの売りがシーラカンス。
2階はシーラカンス・ミュージアムとなっていて、剥製等も含めると全部で5体ものシーラカンスが展示されています。
目玉は冷凍保存された生のシーラカンス。
目の前で見られるので大迫力。
まとめ
いやー、楽しかった。
日本各地の水族館へ行っている僕ですら、初めて見る魚種だらけでした。
珍しい魚や深海魚が好きな方は絶対に行くべきです。
生き物が好きなお子さんにもオススメできます。
館内はそれほど広くないので、駆け足だったら1時間もかからず見ることができます。
しかし、展示内容は見応え充分ですから、時間をかけてゆっくり見ることをオススメします。
閉館時間は18時と水族館としては比較的遅くまで営業してますしね。
深海はまだまだ解明されていないことだらけ。
もしかしたら、駿河湾にもシーラカンスがいるかもしれないって考えるとロマンがありますね。
あの顔は怖いけど。
沼津港深海水族館 公式サイト → http://www.numazu-deepsea.com
撮影機材
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S