以前GoPro HERO9 Blackを購入しました。
アクションカメラとして非常に優秀で、様々な撮影シーンで活用しています。
そんなビデオカメラのGoProですが写真モードもあります。
実際にどれだけ使えるのか気になるところ。
もし使えるのであれば普段持ち歩くカメラをこれにしたい。
だってコンパクトだから。
というわけで、GoProの写真撮影に関して検証してみました。
特に物撮りは気になるところです。
比較検証
ただGoProで写真を撮っても面白くないので、今回は比較もしてみました。
使用したカメラは3台。
・iPhone SE(第2世代)
・Nikon Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
アクションカメラ、スマホ、ガチカメラの3台です。
風景
写真に関しては撮ったままで修正や加工等一切していません。
Z6もJPEG撮って出しです。
照明等も一切使用しておらず、そのまま撮影してます。
なお、GoProの写真モードは狭角(27mm)にしています。
後半で3種類の写真を横並びにして比較もしています。
GoPro HERO9 Black
ちなみにGoProの最短撮影距離は約50cmだそうで接写はできません。
寄るとピントが合わないので、かなり離れないと厳しいです。
ですので、最後の紅葉はピントが合ってません。
まあこの時点で物撮りに向いてないことは分かるのですが…。
iPhoto SE
続いてiPhoto SE。
Nikon Z6
最後にNikon Z6。
比較
GoPro HERO9 Black
iPhone SE(第2世代)
Nikon Z6
感想
GoProは明るさと色合いのバランスが良く安定しています。
ディテールは潰れがちですが結構頑張ってると思います。
風景写真としては厳しいですが…。
iPhoneは安定してないですし、色合いを犠牲にして逆光耐性を取りに行ってる感じですね。
Z6は本職ですから良くて当然かと。
横並びの画像に関しては、この大きさになってしまうとよく分らないのが正直なところ。
ということは、GoProの風景写真はYouTubeのサムネレベルだと充分使えると思います。
物撮り
今回の本題の物撮りです。
日常で使用するとなると、恐らく食事の撮影なんかも多くなるでしょう。
たまに行くラーメン屋で検証してみました。
GoPro HERO9 Black
ラーメンに近付けて撮りましたが、当然ながらピントが合わないので最短撮影距離の約50cm離れたパターンも撮りました。
iPhone SE
Nikon Z6
比較
感想
店内はそこそこ明るい照明でしたが、それでもGoProの写真は暗くて全然ダメですね。
もしこの写真を使用するなら絶対的に修正が必要です。
また画像の粗さも目立ってます。
iPhoneは頑張ってますが、Z6を見てしまうと厳しい。
当たり前ですが…。
接写ができないGoProでは飯取りは無理ですね。
あとGoProで室内撮りも相当厳しいです。
GoProの室内撮影は動画も含めて照明を持っていく必要があります。
まとめ
GoProの写真撮影は明るい状況だと頑張ってはいますが、正直ディテールは潰れるし画像も荒い。
あくまでもサムネレベルかなと思います。
普段からいいカメラで撮影されてる方には厳しいと言わざるを得ない結果。
室内になると照明なしだと使えません。
ただ、修正を前提にすればYouTubeのサムネくらいだったら使えるかなとは思います。
そして繰り返しますがGoProの最短撮影距離は約50cm。
接写には向いてません。
もちろん、ビデオカメラなので写真の精度を求めること自体が間違っているのですが…。
アクションカメラとしては最高峰です。
本当に良いアクションカメラだと思います。
というか写真モードよりも5Kや4Kで動画撮影して、該当の部分をスクショしてトリミングが最適解ではないでしょうか。
結局のところ、綺麗な写真を撮りたければ常にいいカメラを持ち歩けってことですね。
元も子もないですが(笑)。
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