宮古島ではマングローブをあまり見かけません。
僕がよく行く西表島は川がたくさんありマングローグが生い茂ってるんですけどね。
そういえば宮古島って川がないんですよ。
起伏がない島ということもあるんでしょうが、宮古島の主要な地層である琉球石灰岩の層が吸い込んだ水を海に流してしまうようです。
それで宮古島には地下ダムがあると。
地下ダムに関しては前回の記事を見て頂ければと思います。
地下ダムという発想と技術力に驚愕です。
そんな川がない宮古島にもマングローブの群生がありました。
それが島尻のマングローブ林。
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島尻のマングローブ林
島尻のマングローブ林は宮古島の北部にあります。
池間島へ続く230号線を走っていれば看板が出てくるのですぐ分かると思います。
というか、看板を見た時は驚きましたね。
え?マングローブあるの!?って。
池間島へ行く途中だったんですけど、いやいや池間島よりこっちだろ!とマングローブに行きました。
島尻のマングローブ林は遊歩道が完備されてるので安全にマングローブを観察できます。
宮古島に分布する全てのマングローブ、ヤエヤマヒルギ・オヒルギ・メヒルギ・ヒルギモドキ・ヒルギダマシの3科5種が観察可能。
宮古島でマングローブを見たかったら、島尻のマングローブ林へ行けば一発で解決です。
中に入ると聞こえるのは風の音と鳥の鳴き声。
なかなかジャングル感あります。
なお、遊歩道は最深部まで行くと折り返して戻ってくることになります。
僕の感触だと片道5〜600mといったところかと。
カニ天国
遊歩道から下を除くと大量のカニ。
シオマネキがワサワサいます。
特に真っ赤なベニシオマネキが多かったです。
シオマネキたちは逃げないのでゆっくり観察得できますが、オカガニ系の大型のカニはかなり警戒心が強く、すぐに隠れるため遊歩道を歩きながら見ることは難しいです。
僕はミナミオカガニの巣を発見したので、出てくるまでずっと待ってました。
カニ撮影は忍耐です。
なお、カニを観察する場合は干潮時に行くことをオススメします。
野鳥天国
ここは野鳥も多く様々な鳥の鳴き声が聞こえてきます。
中には今まで聞いたこともない鳴き声も。
バードウォッチングにも最適ですね。
まとめ
マングローブに興味があれば、島尻のマングローブ林はぜひ見ておきたい場所。
市街地から20分ほどの場所にありますし、島尻のマングローブ林自体30分もあれば全てを見ることができます。
また広い駐車場が完備されてます。
そうそう、トイレはあるにはあるんですけどちょっと使うのをためらう感じなのでご注意を。
基本的に24時間開放されているので勇気があれば深夜でも入ることができます。
ちょっと怖いですけどね。
ちなみに、僕は宮古島滞在中3回も行きました。
楽しかったです。
撮影機材
Nikon Z6
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR