僕のデジイチデビューはニコンのD60。
そこからカメラはニコン、レンズはニッコール一筋。
生粋のニコン党になっていました。
その愛するニコンが、ニコン創立100周年記念企画展の第4回(最終回)としてニコンミュージアムでFマウント・NIKKORの世界を開催。
歴史あるニッコールレンズを400本以上も展示しているとのことで、ニコンミュージアムへ行ってきました。
ニコンミュージアム
ニコンミュージアムはニコン製品の博物館。
カメラやレンズはもちろん、半導体製造装置や顕微鏡までニコン製品が大量に展示されています。
場所は品川インターシティC棟2F。
ちなみに、ニコンの本社も同じビルにあります。
入場料は無料。
ニコンファンではなくても楽しめる場所だと思います。
Fマウント・NIKKORの世界
企画展であるFマウント・NIKKORの世界。
400本のニッコールレンズが大集結。ニコン所有のものから、社員が個人で所有してるものまでかき集めたそうです。
いやもうほんと凄いの一言。
自分の年齢より古いレンズもあってニッコールの歴史を堪能。
自分が生まれた年のレンズに興味が出てしまった。
レンズにスピードライトが付いているメディカルニッコールの実物を初めて見ましたけどヤバい。
欲しくなります。
現代の技術でライト付きマクロレンズ出しくれないかな。
超弩級レンズ
今回見たかったレンズが2本あります。
それがこちらの2本。
・AI Zoom-Nikkor 1200-1700mm f/5.6-8P IF-ED
画角が6mmと1700mmという両極端の2つのレンズ。
このレンズも展示されているとことで楽しみにしていました。
AI Fisheye-Nikkor 6mm f/2.8
AI Fisheye-Nikkor 6mm f/2.8は魚眼レンズ。
ただの魚眼ではありません。
焦点距離は驚愕の6mm。画角は驚異の220°。
これは数あるレンズの中でも最高の画角のようです。
カメラにセットされてましたのでファインダーを覗きましたが、もう凄まじい世界。
何が凄いってレンズの後ろまで見えるんです。
レンズというか、もはや工業製品としても芸術の域に達してると思う。
正直欲しい。
しかし、数年前にイギリスのオークションで1,300万円の値段がついたニュースを見た記憶があるような・・・。
手に入れることは無理だけど、ファインダーが覗けて充分満足でした。
AI Zoom-Nikkor 1200-1700mm f/5.6-8P IF-ED
AI Zoom-Nikkor 1200-1700mm f/5.6-8P IF-EDもとんでもない超弩級の望遠ズームレンズ。
ズームで1200mm〜1700mmって(笑)。
これは甲子園のバックスクリーン横からバッターを撮影するために作られたレンズ。
一説によるとキヤノンのレンズに対抗したとかなんとか。
35mm判カメラ用としては世界最長の焦点距離。
そしてこのレンズの凄いところは大きさ。
こちらもカメラにセットされてたのでファインダーを覗いてみました。
ニコングッズ
ニコンミュージアムにはグッズも売ってます。
一目惚れした100周年記念のFマウントクロックを買ってしまいました。
まとめ
ニッコールレンズの歴史が堪能できて最高でした。
しかし困ったことにオールドレンズが欲しくなってしまった・・・。
特にメディカルニッコールは気になって仕方がなくて中古市場を見てます。
なお、今回のような企画展がなくても、ニコンミュージアムでは常にニコンのカメラやレンズが展示されてます。
無料で入場できますので、もしカメラに興味があったらオススメです。
ニコンミュージアム → https://www.nikon.co.jp/corporate/museum/
撮影機材
・AI AF Nikkor 35mm f/2D