当初2019年内に発売予定だったニコンZマウント初の望遠レンズNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S。
ようやく発表となりました。
すでにミラーレスへ移行とした僕としては待ちに待ったレンズです。
1年前にD850とDfをZ7とZ6に買い替えました。
Fマウントの大三元AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRから、ZマウントのNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sへ移行した時には感動したものです。
ですので、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRも早くZレンズへ移行したいと思っていました。
発売日
まずは気になる発売日。
2020年2月14日。
予約販売受付は1月9日10時からとなってます。
早めに予約しないと注文殺到で納品待ちの可能性もあります。
注文殺到による製造の遅れとかニコンは多いですからね。
価格
最も気になるのが価格。
希望小売価格:354,530円(税別 322,300円)。
予想通りといったところですかね。
しかし消費税が高すぎる。
比較
新レンズZ 70-200mm f/2.8 VR SとFマウントの70-200mm f/2.8E FL ED VRを比較してみました。
主要な部分だけピックアップしてます。
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
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AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
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デザイン | ||
型式 |
ニコンZマウント
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ニコンFマウント
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レンズ構成 |
18群21枚
ナノクリスタルコート アルネオコート フッ素コート |
18群22枚
ナノクリスタルコート フッ素コート |
手ブレ補正 |
手ブレ補正効果:5.5段
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手ブレ補正効果:4.0段
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最短撮影距離 |
0.5m(焦点距離70mm)
0.63m(焦点距離85mm) 0.68m(焦点距離105mm) 0.8m(焦点距離135mm) 1.0m(焦点距離200mm) |
1.1m(ズーム全域)
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寸法 |
約89mm×220mm
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約88.5mm×202.5mm
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質量 |
約1440g
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約1430g
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大きさと重量は70-200mm f/2.8E FL ED VRとほぼ変わらず。
むしろ若干ですがサイズアップしてます。
もう少し軽量化すると思ったんですけどね。
しかし、現在はFTZを付けて70-200mm f/2.8E FL ED VRを使用しているので、FTZが不要になることを考えれば事実上の軽量化だと思ってます。
そして機能も凄まじいです。
最短焦点距離は広角側で驚異の50cm。
望遠側でも1mですから、70-200mm f/2.8E FL ED VRよりも10cm短くなってます。
手ブレ補正も5.5段。
ニコンのレンズでは最強の手ブレ補正です。
コントロールリングもあります。
ここに露出補正を割り当てると超絶便利。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sでコントロールリングを使った結果、これがないと使いづらさを感じるようになってしまったほど。
もう戻れないです。
そして、アルネオコート。このアルネオコートは凄いです。
逆光に強いなんてものじゃありません。
また、新開発のSRレンズを採用。
これは色滲みの抑制効果があるそうです。
MTF曲線がこれまたとんでもないことになってます。
直線かよという。
ニコンのサイトで作例を見ましたが、絞り開放でもシャープできっちり解像していて、それでいてボケがなめらかで綺麗。
恐ろしいほどの描写力だと思います。
作例が全て絞り開放ってところにニコンの自信を感じますね。
化け物クラスと言っても過言ではないと思います。
ニコン公式サイト NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S 撮影サンプル
下取りシミュレーション
僕がZ 70-200mm f/2.8 VR Sを購入する際は70-200mm f/2.8E FL ED VRを下取りに出す予定です。
僕はいつもマップカメラを利用。
昔、1回だけキタムラで売却したことがあるのですが、あそこはかなりいい加減だったので二度と売らないと誓ってます。
マップカメラの1/7現在の買取価格は158,000円。
ワンプライス買取なので、レンズの状態などで買取価格が下がることはありません。
サクッとシミュレーションしてみます。
マップカメラは下取りで10%アップ。
買取優遇券で3%アップ。合計13%アップです。
Z 70-200mm f/2.8 VR Sの定価が322,300円。
70-200mm f/2.8E FL ED VRの下取額の合計が178,540円。
322,300円-178,540円で143,760円。
これに消費税が14,376円。
158,136円の追加資金で購入できます。
しかし販売価格は定価の1割〜2割弱ほど安くなるので、追加資金はもっと少なく済みそうです。
なお、これは予想ですが、恐らくZレンズへの乗り換え需要で70-200mm f/2.8E FL ED VRの買取価格は下がると思うので、早めに売却した方がいいかもしれません。
ちなみに、キタムラでは1/7現在の買取最高値が¥159,030円、下取最高値が¥176,700でした。
まとめ
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sは余程のことがない限り購入しようと思っていたレンズ。
今回発表となったスペックや作例を見て、購入する意志は変わらず。
それどころか早く70-200mm f/2.8E FL ED VRから移行したいと思いました。
ですので1/9の予約開始日に注文します。
ちなみに、カメラの祭典であるCP+が2/27〜3/1なので、それまでには間に合いましたね。
恐らくCP+のニコンブースではタッチアンドトライの行列が凄そうです。
楽しみです。