ここ最近、Nikon Z6ばかり使っているせいで、困ったことにNikon D850の出番がなくなっています。
D850は最高のカメラなんですが、Z6の軽さに慣れてしまうと重くてなかなか持ち出せない・・・。
これではいかんと思いつつも、より利便性の高い方に流れる心の弱い僕。
だったらもっとZ6を使いこなそうと、FマウントレンズをZ6で使用してみました。
今回はマクロレンズ(ニコンでいうマイクロレンズ)の Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D です。
Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dは絞り環のついたニッコールのDタイプ単焦点で20年以上前に発売されたレンズ。
しかし現行品で普通に販売してます。
というか、現在でも一級品のマクロレンズです。
60mmという標準域なのでスナップにも使えますし、マクロにも使えるとても利便性の高いレンズなんですね。
僕もスナップ撮影でよく使用しています。
Z6との組み合わせ
Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D をNikon Z6で使う時にはマウントアダプターFTZが必要です。
また、DタイプのAi AFはZ6でオートフォーカスが効きません。
ですので、Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dはピントがマニュアルのみです。
Z6 + FTZ + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dの組み合わせはコンパクトとはいえません。
どうしてもFTZが邪魔です。
Zマウントのロードマップを見る限りマクロレンズは当分でないので、Zシリーズでマクロレンズを使おうと思ったらあと数年はFTZが必須になります。
試写
試写してみました。
マニュアルもたまにはいいですね。
なんだか気持ちがピリッとします。
マクロなのでピントはシビアですが、拡大できるEVFのおかげでピントの山を簡単につかむことができます。
そして何よりEVFでピーキング表示もできます。
D850はライブビューにしないと表示されませんからね。
ファインダーを覗きながらピーキングが確認できるのは便利すぎます。
まとめ
マニュアルレンズで遊ぶということでしたら、これはとても楽しい組み合わせ。
繰り返しとなりますが、拡大できるEVFのおかげでピントの山を簡単につかむことができ、ピーキングも確認できるのでマニュアル撮影が非常に楽です。
さらにZ6本体の手ブレ補正でシビアなマクロ撮影も手持ちでいけます。
もちろん三脚があった方がいいですけどね。
最新のZシリーズは何気にマニュアル撮影に向いているカメラでもあります。
今やマニュアルで撮影する機会はほとんどないですが、ゆっくりのんびり撮影するにはマニュアルも楽しいものです。
それにしても、EVFが便利すぎて困っています。
光学ファインダーは本当に素晴らしいですし、ファイダーをのぞいた時のドキドキ感は現在のEVFでは得られません。
それでもEVFの便利さに慣れてしまうと戻れなくなってしまいそうです。
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