ニコンのCOOLPIX P900というカメラをご存知でしょうか?
超望遠カメラであるCOOLPIX P900。焦点距離が35mm判換算で24-2000mmというぶっ飛んだ性能。
倍率は驚愕の83倍。
天体撮影に使えると思って購入したわけですが、果たしてこのカメラで土星の環が撮れるのか?
さっそく試してみました。
土星の環にチャレンジ
念の為にiPadのアプリ『星座表』を使って土星の位置を確認。
P900を三脚にセットして、いざ!
おぉぉぉぉ!!撮れた!!!
いや~、感動です。
それにしても簡単すぎる。こんなに簡単に土星の環が撮影できていいのでしょうか?
三脚にセットしてから数分でこの写真が撮れちゃうんですから、このP900は本当に化け物カメラです。
ただ欠点もあります。基本的に星の撮影ではオートフォーカスは無意味なので、マニュアルでピントを合わせる必要があります。
しかしP900にはフォーカスリングがないので、背面の小さな擬似リングをぐりぐり回すんですが、これがかなり使い辛い。
後継機が出るなら、ここはぜひとも改善して欲しいところです。
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月面撮影
参考にP900で撮影した月の写真も。
まとめ
天体撮影って、それなりの性能の望遠鏡にカメラをセットして赤道儀を使って~と、かなりのお金と労力がかかるもの。
それがこの値段でいとも簡単に土星の環が撮れるんですから、こいつは間違いなく凄いカメラ。
手軽に超望遠の世界を楽しめるCOOLPIX P900は本当にオススメです。
COOLPIX P950
RAWにも対応したCOOLPIX P950が発売されました!
COOLPIX P1000よりも軽量で、まさにP900の進化バージョンとなってます。
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