リュックにピークデザインのキャプチャーV3を付けたかったのに、ショルダーベルトの幅が太くて装着できなかったのが前回のお話。
いや違う。
Amazonや銀一にはキャプチャーV3の取付可能幅は7.6cmと書いてある。
しかし実際測ってみると5.5cmの幅しかない。
でも本家のピークデザインのサイトには6.4cmと書いてある。
もうどれが本当か分からない。
まあ5.5cmあればほとんどのリュックに装着できるでしょうけど、僕のリュックのように幅広のものもある。
なのでキャプチャーV3を返品しようかと思いましたが正直使いたい。
どうにか使えないかと試行錯誤した結果、とんでもなく便利なキャプチャーV3の使用方法を考えつきました。
条件さえ揃えば、どんなバッグにもキャプチャーV3を5秒で脱着できるシステムです。
ショルダースタビライザー
キャプチャーV3の幅が足りなくて取り付けることができないことが発覚した時、思い付いたのがリュックのショルダースタビライザー。
ここにプロパッドごと引っ掛けることはできないかと閃いたんですね。
試しに家にあったロープでプロパッドを結んでみると、いけそうな気がする。
カラビナ方式
しかし、ロープで結ぶとなると脱着が面倒。
その都度結んだり解く必要がある。
それにロープも邪魔になりそう。
他に何かいいものがないかと探したところ、使ってないカラビナを発見。
さっそくプロパッドにカラビナを装着。
そしてそのままショルダースタビライザーに付けてみると驚くほどピッタリ!
場所もちょうどいい!
なお、僕が使用してるこのカラビナは長さ約10cm、横幅約6.3cmの大きいタイプです。
小さいカラビナだとプロパッドが入りません。
仮に装着できたとしても、ショルダースタビライザーからの距離が短くなるので、カメラの位置が肩の上になってしまいます。
問題点
自分で言うのもなんですが、これは凄いアイディア。
カラビナなので脱着も簡単。
ただし問題点が2つあります。
1つ目はカラビナが外れた時。
2つ目はカラビナだけで装着すると、カメラがショルダーベルトに固定されない。
これらを解決させます。
解決案その1
万が一カラビナが外れたら、カメラごと落下してしまいます。
そこで、カラビナに安全装置を付けます。
以前購入した速写ストラップ用の安全ストラップ(カラビナがネジ式だったので別のミニカラビナに交換してます)。
これをプロパッド側のカラビナに繋げてグラブループに装着。
これでもしメインのカラビナが外れてもカメラの落下は防げます。(カメラにストラップを付けて、常時首にかけていても大丈夫です)
解決案その2
カラビナだけだとプロパッドが固定されず、カメラがブラブラしてしまいます。
これでは歩き辛いし、カメラに衝撃が伝わってしまう。
そこでプロパッドをショルダーベルトに固定する方法として考えたのがマジックテープ式ベルト。
これをプロパッドごとショルダーベルトに巻くことで固定します。
脱着も簡単です。
で、実際やってみると予想通りショルダーベルトに固定されたのですが、歩いてるうちにマジックテープ式ベルトが上下に動いてしまう症状が発覚。
これは直接キャプターV3に挟み込むことで解決。
カラビナ式キャプチャーV3
問題点は解決!
これで、ショルダーベルトが太くて装着できなかったマムートのTrion Spine 50にも無事装着できました。
諦めないでよかった。
というか、このカラビナ式キャプチャーV3があればどのリュックにも装着できます。
まとめ
このシステムだと、バッグへの脱着時間は驚異の5秒。
バッグからバッグへ付け替えは10秒もかかりません。
本来、キャプターV3を他のバッグに装着したかったら、ネジを外して位置を決めて再度ネジを付けてと非常に面倒。
六角レンチも必要ですしね。
面倒すぎてカメラバッグの数だけキャプターV3を購入したくなるほど。
実際にバッグの数だけキャプターV3を購入した方もいると思います。
それにキャプターV3を使わずに外したい時もあるでしょう。
そんな時にこのシステムだと5秒で脱着できます。
我ながら凄いシステムを思い付いたものです。自画自賛です。
取り付けできないと諦めないで良かったです。
というか、このカラビナ式キャプチャーV3をもっと有効利用するために、もっとカメラバッグが欲しくなりますね。
なお、これができる条件はショルダースタビライザー、もしくはショルダーストラップがあるリュックなのでご注意ください。
それにしても銀一のスペック表記は修正されないのかな。
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