ハイキング

カメラ2台持って冬の高尾山に登ってきた

投稿日:2020/01/21 更新日:

高尾山

近頃PC作業ばかりしているせいか、目と頭に酷い痛みが出るようになってしまった。

そういう時は自然に囲まれるのが1番。

というわけで、久しぶりに高尾山へ行くことにしました。

ケーブルカーは使わず自分の足で登ります。

そういえば冬の高尾山は初めて。

どんな景色が見られるのか楽しみです。

高尾山

ギネスブックにも載る世界一の登山者数を誇るの高尾山。

高尾山の良いところは、とにかく気軽に登山できるところ。

それでいて瞬間的にはハードな箇所もあり、しっかり登山を楽しめます。

スケジュール

高尾山へ行こうと決めていたのに、自宅で色々やってたら登山開始が13時頃の見通しになってしまった。

さすがに遅いかなと迷ったけど、それでも高尾山だから大丈夫と登山決行。

13時から登山できるって凄いですよね。

それでも日没前には完全に下山を終えたいので、ざっくりタイムスケジュールを作成。

今回のルートは上りが稲荷山コース

下りが6号路の予定。

この2つは高尾山の中でも本格的な登山ルート。

上りの稲荷山コースは目安となる所要時間が90分。

慣れると60分くらいで登れますが、久しぶりなので90分で計算。

下りの6号路は目安が70分。

さくっと下山すれば60分もかかりません。

とりあえず60分で計算。

①13:00 登山開始
②14:30 山頂到着
③15:30 下山開始
④16:30 下山完了

これなら余裕で日没前に下山できます。

服装

真冬ですが、風もなく快晴だったのでアウターは薄手にしました。

上半身は速乾性の長袖インナーの上に半袖シャツ、厚手のパーカー、薄手のゴアテックスのマウンテンパーカー。

パンツはチノパン、中にはラッシュガードを履いてます。

シューズはハイカットのトレッキングシューズ。

高尾山ならこれで完璧です。

Ducan High GTX購入したばかりのマムートのトレッキングシューズDucan High GTXを登山初投入。

稲荷山コース

予定通り12:45頃に高尾山口駅到着。

高尾山口駅から歩いて約10分。

稲荷山コースの入り口に到着、時間は12:55。

さあ、ここから登山開始です。

高尾山稲荷山コース入り口。看板が新しくなってる。
高尾山まずは階段を登ります。
旭稲荷旭稲荷。稲荷山コースの名前の由来。
稲荷山コースなかなかハードな道が続きます。
稲荷山コース僕の体感的に稲荷山コースは最初の400mがかなりキツい。
稲荷山コースひたすら登ります。
稲荷山コース足元ばかり見てることに気付き空を見上げる。この日は雲ひとつない快晴。
稲荷山コース階段キツい〜。

あずま屋

稲荷山コースの途中にはあずま屋があり休憩できます。

ただ、以前あったトイレは現在ありません。

ここは八王子や池袋、新宿が一望できる展望台にもなってます。

スタートから大体40分くらいで到着すると思います。

ちょうど中間地点くらいになるので、無理せず休憩をオススメします。

僕はここで少し休憩。

冬とはいえ暑くなったのでマウンテンパーカーを脱いで後半の準備。

なお、まき道もあるので、あずま屋に寄らない場合はまき道を進むといいでしょう。

稲荷山コースあずま屋。
稲荷山コースあずま屋からの景色。

200段の階段

あずま屋を過ぎると比較的なだらかな道が続きます。

とはいえ、途中何度か出てくる階段に体力を奪われます。

そして、最後の最後に稲荷山コースのメイン、約200段の階段が待ち構えてます。

稲荷山コース階段が地味にキツい。
稲荷山コース前々日に降った雪の影響で、道はかなりぬかるんでます。靴ドロドロ。
稲荷山コース残り100m!さあ、ここから地獄の階段が始まります。
稲荷山コース約200段の急階段。キツいけど、これを登ると頂上です。

頂上

予定通り90分で到着。

あずま屋で長めに休憩したり、写真を撮りながら登ってきたので時間かかってますが、普通に登ればもう少し早く登れると思います。

山頂は雪が少し残っていたけど、日差しが強いおかげでそれほど寒さは感じない。

むしろ登りで汗をかいたので心地良い空気の冷たさ。

しばらく景色を楽しんで撮影タイム。

時間的に富士山方向に日が傾いていて逆光だったけど、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのアルネオコートは逆光でもお構いなし。

凄いレンズです。

高尾山山頂到着!599m!
高尾山最高の景色。
高尾山NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの凄まじい逆光耐性。
高尾山うっすらと富士山が見えるような。
高尾山肉眼ではほぼ見えなかったけど、しっかり写ってました。

やまびこ茶屋

高尾山の山頂はいくつか食事処があるのですが、僕は大体いつもやまびこ茶屋で食事をします。

今回は水を買い忘れて登ってきたため道中地獄でした。

夏だったら死んでましたね。

やっとたどり着いたやまびこ茶屋で飲んだ水は格別。

本当に美味しかった。

ここで飲んだ水の味は一生忘れません。

高尾山やまびこ茶屋。
高尾山山菜そば。美味しかった〜。

6号路

山頂を堪能して15:30頃に下山開始。

下山は6号路です。

眺望がいい稲荷山コースと違い6号路は完全に山の中。

巨大な杉の木、生い茂るシダ類、川沿いの道、野鳥の声、全てが最高です。

6号路山頂から6号路へ向かう道。まだ雪が残ってます。
6号路沢を歩く6号路。
6号路杉の木たち。
6号路コモチシダかな。
6号路川沿いを進みます。
6号路これはコケなのかな。
琵琶滝琵琶滝に到着。
琵琶滝琵琶滝の隣りにあるお堂。6号路を下ってると突然出てくるのでちょっとビックリします。
コジュケイコジュケイ。「チョットコイ。チョットコイ」の鳴き声は彼らだったんですね。
6号路6号路入り口に到着。
高尾山 七福神七福神。1番手前は大黒様。
高尾山枯れた草木が好きな今日この頃。
高尾山枯れたアジサイ。
高尾山ケーブルカーの駅に到着。高尾山口駅までもうすぐ。

下山

17:00に高尾山口駅到着。

60分で下りてくるつもりが、要所要所で撮影に熱中してしまったようで90分もかかってしまいました。

結局、往復で3時間もかかり予定より30分オーバー。

まあでも日没前に下山できたので許容範囲ということで。

電車に乗る前に靴の泥を落とします。

そしてあとは電車に乗るだけ。

Ducan High GTX泥だらけになりました。
高尾山口駅高尾山口駅には泥落とし用の水場があります。

マムート Ducan High GTX

今回初めてマムートのDucan High GTXで登山しました。

スチール製の薄型ソールが入っているMAMMUT Flextronテクノロジーのおかげで歩くのがとても楽。

しかも軽いので歩くのが楽しい。

このシューズはいいですね。

シューズでこれほど歩くのが楽しくなったのは初めてです。

まとめ

高尾山とはいえ久しぶりの登山。

上りの稲荷山コースで蓄積された疲労が下りの6号路で出てきて、最後の30分くらいはふくらはぎの筋肉が悲鳴を上げてました。

もうちょっと鍛えないといけませんね。

それにしても冬の高尾山は虫がいないから快適です。

夏は大変だったもんなぁ。

蚊や蜂はいるし、変な虫にまとわりつかれたり。

しかし登山というのは不思議なもので、歩いてる最中は辛くてもう二度と登らないと思ってるんですが、家に帰ってくるとまた登りたくなるんですね。

冬の間にもう1回くらいどこかへ行きたいです。

撮影機材

今回持っていったカメラはNikon Z7Z6の2台。

一眼レフ機からミラーレスへ移行してから初の登山になったわけですが、ミラーレスは軽くていいですね。

2台持っていっても大丈夫。

登山の荷物は少しでも軽くすべきでしょうが今回は撮影目的。

レンズ交換の手間を考えると、高尾山レベルなら2台持ちの方が効率はいいです。

ただ今回は野鳥にほぼ出会えず、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRを持っていった意味はなかったですけど・・・。

望遠レンズは富士山とコジュケイを撮ったくらいでした。

・Nikon Z7
・Nikon Z6
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

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