ここ最近、運動不足からの体力低下を痛感している大佐フォトです。
そんな私が運動不足を解消しようとチョイスしたのが登山。
しかし本気の登山は無理。
そこで高尾山の登場です。
高尾山といえば、新宿から1時間で行ける世界一の登山者数を誇る山。
高尾山の何が凄いって、その日の朝に登山しようと決めて昼過ぎから登山開始しても、夕方には帰りの電車に乗っているという、気軽さを通り超えて近所の公園に行く感覚で登山できる山です。
もちろん高尾山といえども山を舐めてると大変危険なので、私は一通りの登山装備を持って登っています。
今回は真冬である1月の高尾山に登ってきました。
ダラダラと支度していたら昼過ぎに高尾山に到着してしまったけど、それでも高尾山は時間的余裕があるのが凄いです。
6号路
高尾山で登山を楽しむなら稲荷山コースか6号路。
私は今まで登りが稲荷山コース、下りが6号路というルートでしたが、前回くらいから往復6号路がお気に入りです。
今回も6号路から入山。
6号路を歩いていると東京は思えない景色に引き込まれます。
スタート時間は13:00。
カメラについて
今回の目的は運動のための登山、写真撮影、頂上でのご飯。
持ち出したカメラは2台。
・Nikon Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
この2台を私が作ったリュックシステムに装着。
これで登山しながらいつでも気軽に撮影ができます。
高尾山レベルならこの仰々しいシステムでも登山は可能です。
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新階段
6号路のクライマックスは地獄の階段。
この階段を登りきると頂上です。
階段が出てきたので覚悟を決めると……。
あれ?階段が新しくなってる!?とビックリ。
ほぼ全ての階段が新しく作られており、要所要所で手すりもあるほど。
今まで以上に登りやすくなってます。
とはいえ、キツい階段には変わりないのですが(笑)。
頂上
写真を撮りながら約90分で登頂。
通常なら60〜70分ほど登れると思います。
頂上の到着時間は14:30。
1月ということと14時過ぎということで、さすがに人は少なかったです。
快晴の高尾山は富士山も見えます。
この日は特にハッキリと見えました。
やまびこ茶屋
高尾山の楽しみの1つが頂上での食事。
店はいくつかありますが、私は毎回やまびこ茶屋で食べます。
いつもカレーか山菜そばを食べるのですが、今回は欲張りに両方を注文。
この2つを食べるために、朝から何も食べてなかったという。
しかし登山前にご飯を抜くのは危険です。
これも低山かつ頂上が充実している高尾山だからできる技ですね。
下山開始
景色を撮影してご飯を食べると頂上でやることはなくなります(笑)。
ちなみに、高尾山のトイレは水洗トイレどころかウォシュレットという、恐らく世界で一番綺麗な山頂のトイレではないかと思われます。
普通の山はどうしてもトイレ事情が劣悪になりますからね。
天国のようです。
富士山も撮り尽くしたので下山します。
帰りも6号路。
15:15に下山開始です。
野鳥
高尾山は野鳥の宝庫ではありますが、登山道で野鳥を撮影するのは至難の業です。
というのも、登山客が多過ぎてすぐに鳥が逃げてしまいます。
鳥の鳴き声は至るところから聞こえるんですけどね。
それもあって、私は人が少ない時間帯を狙っています。
今回撮影できたのはシジュウカラ、ヤマガラ、ソウシチョウの3種類。
これでもいつもより多い方です。
今回初めて遭遇したソウシチョウはかなり近くで撮れたので嬉しかったです。
苔の世界
6号路は苔とシダの世界。
木々が枯れている冬でも、6号路の苔とシダは存在感を放っています。
ついついカメラを向けてしまいます。
侘び寂び
私は枯れた草木が好きだったりします。
なんかこう寂れ具合が好きで、なんとなく侘び寂びを感じます。
冬の高尾山はそんな侘び寂びの宝庫です。
というか、数年前に高尾山で枯れたアジサイを撮ってからハマったわけですが。
今回も絵になる枯れ草を撮影。
通りすがりの方々は、私が何を撮っているのか怪訝そうでした(笑)。
下山完了
無事に下山。
16:55に高尾山口駅到着。
1月後半でしたが、まだ空は明るかったです。
それにしても下山は100分もかかってますね(笑)。
登りが90分で下りが100分。
普通は下りの方が断然速いのですが、時間に余裕があったので写真を撮りながらゆっくりと下山しました。
6号路は本当に楽しいです。
まとめ
1月の高尾山は人が少ない上に被写体は豊富なのでオススメです。
流石に1月の高尾山は寒いですが、登山中は汗をかくので服装はある程度レイヤリングを考えた方がいいかと思います。
私はTシャツに厚手のパーカー、薄手のゴアテックスジャケットでしたが、特にジャケットも脱がず快適に過ごせました。
頂上でゆっくりするなら、もう少し厚いジャケットにしないと寒いですけどね。
1月の平日の高尾山は本当に人が少ないので快適に登山できます。
特に午後の下山時はほぼ人とすれ違うことはないです。
写真を撮るのであれば最高の環境かと思います。
何より不快な虫が一切いないのが本当に最高です。
撮影機材
・Nikon Z6
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
・NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S