プチ撮影の旅として千葉へ行ってきました。
今回の撮影の目的は野島崎灯台で星空、大山千枚田で朝焼け、江川海岸で海中電柱と満腹フルコースの予定です。
しかし、なんかもう信じられないことばかり起こってしまった撮影でした。
野島崎灯台
南房総にある野島崎灯台。
とても美しい灯台で、僕が好きな灯台の1つです。
さらにここには有名な白いベンチがあったり、絶好の星空撮影スポットでもあります。
-
【南房総旅行記2】登れる灯台!野島崎灯台へ行ってきた
灯台が好きです。 旅先に灯台があるとこっそり見学に行きます。 そんな隠れ灯台マニアの僕ですが、1ヶ月前に宮古島の平安名埼灯台へ行った時に登れる灯台の存在を知りました。 この登れる灯台のことを参観灯台と ...
続きを見る
この日の東京は完全に曇りで、夜空は全く見えない状況。
深夜0時頃出発しようと支度をしながら南房総の星空指数を確認すると80%。
微妙です。
迷ったけどワンチャンに期待して出発。
アクアラインを通って木更津に入っても曇りのまま。
富津辺りでも曇り。
やはりダメだったかと諦めモードも、館山を過ぎる頃には少し星が見えてきた!
南房総に来るとかなりの星空が見えるようになってきた!
これは晴れ男の大勝利!
と、喜びながら深夜の3:00頃、野島崎灯台に到着するも・・・。
灯台周辺は信じられないほどの濃霧。
一応星空は見えてるのに、地上は強烈な濃霧というか、もう水の中にいるレベルでレンズもカメラも一瞬でビショビショ。
それでもレンズを拭きながら何とか星空を撮影。
もし霧がなければ素晴らしい星空が撮影できたのにと悔しい思いでした。
あまりにも酷い霧だったので少し撮影して車へ戻り、カメラやレンズの水分を拭き軽くレンズ清掃。
こういう時はレンズペンが役に立ちます。
ただ、野島崎灯台での星空撮影は諦めることにしました。
大山千枚田
星空撮影を諦め、続いて向かったのが大山千枚田。
大山千枚田は都心から最も近い棚田です。
時刻は4:30頃で空は薄っすらと明るくなってきました。
車を走らせてると霧は晴れていたので、綺麗な朝焼けが撮影できる!
と思いきや・・・。
棚田に着くとまたしても濃霧発生。
呪われてるとしか思えない。
江川海岸
行く先々で濃霧が待ち構えてるという最悪なパターン。
野島崎灯台も大山千枚田も周辺は霧なんてなかったのに。
強烈な晴れ男を自負していただけにショックが大きかったです。
6:00頃になり完全に日も明けたので、江川海岸へ行くことにしました。
江川海岸は潮干狩りで有名ですが、天気の条件さえ整えば日本のウユニ塩湖と呼ばれるほどの綺麗な景色を見せてくれる場所。
そして海中電柱も有名です。
この日は風もなく凪の状態だと思われます。
かなり条件はいいので良い写真が撮れそうです。
江川海岸に到着。
ん?
んん?
へ、閉鎖中!!!
調べてみると、潮干狩りのシーズンが終了して完全に閉鎖してる模様。
以前来た時は潮干狩りが終わっていても入ることはできたのですが、今は入ることさえできない模様。
さらに調べると、有名な海中電柱も撤去されたとのこと。
ここまで3ヶ所回ってきましたが、どこもまともに撮影できない。
というか、江川海岸に至っては入ることさえできませんでした。
海ほたる
江川海岸で打ちひしがれても時刻はまだ朝の7:00。
まだ撮影の時間はタップリあります。
が、千葉内での撮影はもう心が折れたのでアクアラインで東京へ。
海ほたるで少し休憩することにしました。
まとめ
過去の撮影で、これほどまでに不運に見舞われたことはありませんでした。
しかも不運って重なるものですね。
濃霧 → 濃霧 → 立入禁止。
何も撮影できなかったです。
一応この日は最後に葛西臨海公園へ行くスケジュール。
ここまで不運続きだったので行くのを迷いましたが、予定通り葛西臨海公園へ向かいました。
そこで、この日の不運を吹き飛ばすほどの大フィーバー。
僕のライフワークであるカニの撮影が超捗りました。
それはまた次回。
撮影機材
・Nikon Z6
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
-
BOIFUN LED 懐中電灯 4500ルーメンを購入
最近、夜の撮影にハマっています。 特に夜の生き物を撮影するのがとても楽しい今日この頃。 しかし、真っ暗なので懐中電灯が必須。 僕は懐中電灯とカメラ用の照明を兼用できるNEEWER CN-160 LED ...
続きを見る