旅行記

【岩手旅行記1】豪快!縄文の炎 藤沢野焼祭へ行ってきた

投稿日:2019/08/15 更新日:

縄文の炎 藤沢野焼祭をご存知ですか?

岩手県一関市藤沢町で開催される『土と炎の祭典』と呼ばれている恒例行事。

ちょっと縁があってこの祭りに行ってきました。

土と炎の祭典は伊達じゃなかったです。

とんでもなく凄い祭りでした。

一関へ

岩手県に行ったことはありますが一関は初めて。

一関は東京から東北新幹線で約2時間半。

自動車か飛行機で移動することが多い僕は、滅多に乗らない新幹線にテンション上がります。

この日は8/10。

お盆の三連休初日ということで東京駅は物凄い人。

新幹線の自動改札を通るだけでも5〜10分ほど並びましたからね。

やまびこ号やまびこ号。
一関駅初上陸の一関駅。情報量が多い駅ですね(笑)。

藤沢野焼祭

昭和51年から続いている藤沢野焼祭。なんと今年で44回目。

開催地の藤沢町は『縄文のまち藤沢』だそうで、この祭りは縄文時代の野焼きを再現したことがきっかけで始まったそうです。

祭りのメインは野焼き。一般応募で集まった約千点もの土器作品を縦8m・横4mの巨大な穴釜で焼き上げます。

穴釜の数は11基。

豪快な野焼きは見ていて飽きません。

ステージでは演奏やダンスもあり、地元では有名な祭りとしてテレビ局なんかも取材に来てました。

野焼き

僕は14時頃に会場である藤沢運動広場に到着。

祭り自体は17時からですが、すでに野焼きは始まっていました。

藤沢野焼祭これが野焼き。豪快ですね。
藤沢野焼祭焼かれてる土器。
藤沢野焼祭大量の薪。この量の薪の山が至るところに配置。
藤沢野焼祭一瞬、心霊写真かと思った(笑)。

火入れの義

祭りの本番は地元の中学生扮する縄文人が火を起こすところから。

そして、その火を会場の中心にある巨大な組木『縄文の炎』に点火する火入れの義。

さらに野焼きの穴窯11基にも改めて火入れ。

藤沢野焼祭これに火を付けるとか豪快過ぎるでしょう。
藤沢野焼祭地元の中学生扮する縄文人の火起こし。
藤沢野焼祭ついに縄文の炎へ点火。
藤沢野焼祭さらに窯へ点火。
藤沢野焼祭縄文の炎と夕日。

縄文の炎

燃え上がった炎は10mほどの高さに達していたように感じます。

当然ながら強烈な熱さで、立入禁止のテープまで近付くと30秒が限度。

顔が焼けるような熱さだし、息を吸うと肺まで焼けるような感覚。

炎の写真を数枚撮っては離れて休憩を繰り返し。

それでも撮りたくなる魅力がありました。

藤沢野焼祭燃え上がる炎。
藤沢野焼祭火の粉舞う。
藤沢野焼祭月と炎。
灼熱の炎。
藤沢野焼祭窯の炎。
藤沢野焼祭焼かれる土器。

縄文食堂

祭りでは縄文の食も販売されてました。

僕が食べたのは縄文はにわ焼き。

なんだかとても不思議な食感でした。

味は可もなく不可もなくという感じでした。

藤沢野焼祭縄文食堂。
藤沢野焼祭1つ100円とかなりリーズナブル。
藤沢野焼祭これが縄文はにわ焼き。
藤沢野焼祭縄文はにわ焼きの説明。

コンテスト

初日に窯に入れられた土器は次の日の朝まで焼成。

そして窯から出され審査されるそうです。

表彰された優秀作品は賞金や副賞も。

ちなみに、フォトコンテストも開催されるそうです。

藤沢野焼祭公式サイト → https://noyaki.net

まとめ

藤沢野焼祭は想像以上に豪快な祭りでした。

僕は日程の都合上、初日のみ行きましたが、火入れの義やステージなどイベントも盛りだくさんで楽しかったです。

こんなに大きく燃え上がる炎の写真を撮ることなんて今までなかったので新鮮でした。

なんというか、炎ってずっと見てられますね。

そして、炎を見ながら縄文時代の生活なんかを想像してみたり。

こうやって土器を焼いていたんだろうな。

いやー、なんだかロマンがありますね。

来年も機会があればまた行きたいと思います。

藤沢野焼祭会場近くから。物凄い煙。

撮影機材

Nikon Z7
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