旅行記

【岩手旅行記2】竿一本!猊鼻渓舟下り

投稿日:2019/08/16 更新日:

猊鼻渓舟下り

想像以上に豪快だった藤沢野焼祭を楽しんだ翌日、一関出身の知人のご厚意で、観光タクシーを借り切って一関周辺を観光することになりました。

まず向かったのが一関市東町にある日本百景の猊鼻渓(げいびけい)。

この猊鼻渓を優雅に舟下りできるのが猊鼻渓舟下り

一関で観光といえば猊鼻渓舟下りというくらい人気の観光スポットだそうです。

猊鼻渓舟下り

高さ100mクラスの岩壁の合間を流れる砂鉄川。

この砂鉄川を約1時間半かけて往復するのが猊鼻渓舟下り。

舟下りではありますが、まず最初に上流に向かいます。

そして、一旦下船して散策。

その後、川を下って戻ってくるのが猊鼻渓舟下りのコース。

特徴的なのが往復ともに船頭さんによる竿一本での運行。

竿一本の往復は日本で唯一ここだけだそうです。

というか、竿一本だけで上流に向かうって凄い。

猊鼻渓舟下り猊鼻渓舟下りの乗船所。
猊鼻渓舟下り料金表。
猊鼻渓舟下り魚の餌が50円で売ってます。買っておくと舟下りがより楽しめます。

出航

普段の運行は1時間に1本間隔のようですが、この日は繁忙期で随時運行していました。

時間にして10分〜15分間隔くらいでしょうか。

それでも入り口には行列ができてましたからね

。凄い人気です。

舟の準備ができたのでチケットを見せ乗船。

定員は大体30人前後の模様。

乗船すると売り子さんがドリンクやアイス、ビールやおつまみを販売してくれます。

ここからはドリンクを購入する場所がないので買っておくことをオススメします。

準備が完了したら出航です。

猊鼻渓舟下りこれから約1時間半の舟旅。
猊鼻渓舟下り僕が乗った舟の船頭さん。この長い竿1本で舟を走らせます。
猊鼻渓舟下りこれは戻ってき舟。
猊鼻渓舟下りとても穏やかな流れの砂鉄川。

奇岩

船頭さんの軽快なトークを聞きながら舟は進みます。

道中は数々の奇岩があり、船頭さんが解説してくれます。

中には無理やり名前を付けた岩もありましたけどね。

猊鼻渓舟下り凌雲岩。
猊鼻渓舟下りあまよけの岩。
猊鼻渓舟下り少婦岩。

大猊鼻岩

船着き場に到着。

ここで一旦下船します。

ここからは歩きです。

目的は高さ124mを誇る大猊鼻岩。

船着き場から約5分くらいで到着します。

なお、船着き場にはトイレがあるのでご安心ください。

猊鼻渓舟下り船着き場。
猊鼻渓舟下り少し歩くと見えてくる大猊鼻岩。
猊鼻渓舟下りこれが高さ124mを誇る大猊鼻岩。
猊鼻渓舟下り物凄い迫力ですね。人がゴミのよ・・・。

運試し

大猊鼻岩のすぐ近くに、岩壁に空いた穴があります。

ここに運玉と呼ばれる粘土を焼いた玉を投げ入れると願いが叶うとか。

この運玉には漢字が刻んであります。

漢字は「福」「縁」「寿」「愛」「願」「運」「恋」「絆」「禄」「財」の全10種類。

運玉は5個100円です。

僕もこの運試しにチャレンジしてみました。

猊鼻渓舟下り100円払って、好きな漢字が刻まれてる運玉を5個選びます。
猊鼻渓舟下りあの穴に向かって運玉を投げます。距離があるので全力で投げました。結果は・・・。

残念ながら運玉は入りませんでした。

意外と難しいです。

新しいレンズが欲しかったので財を入れたかった。

時間になったので船着き場に戻ります。

げいび追分

さあ、ここからが本当の舟下り。

帰りは猊鼻渓舟下りのメインと言ってもいい、げいび追分を船頭さんが歌ってくれます。

これが本当に感動的。沁みます。

猊鼻渓舟下り帰りは約30分。
猊鼻渓舟下り渓流に響くけいび追分。
猊鼻渓舟下り道中はコイ・ハヤ・マス・ウグイなど魚たちが泳いでます。50円で買った餌を投げると食いつきます。
猊鼻渓舟下りカモも同じ餌を食べます(笑)。
猊鼻渓舟下り舟に張り付くアマガエル。

まとめ

約1時間半の舟下りはこれにて終了。

数々の奇岩も見応えあったし、高さ124mの大猊鼻岩は圧巻、船頭さんが歌うげいび追分も感動的。

いやー、楽しかったです。

人気スポットなのも頷けます。

ここは四季で景色が変わるでしょうから、今度は紅葉時に行ってみたいですね。

と思って調べたら、紅葉時は超繁忙期だそうです。

混雑は嫌いだけど、それでも行ってみたい魅力が確かにあります。

というわけで、一関に行ったら猊鼻渓舟下りは絶対に行ってみてください。

オススメです。

猊鼻渓舟下り公式サイト → http://www.geibikei.co.jp

撮影機材

緩やかな流れの中を舟は進むので、雨以外でカメラが濡れる心配はないかと思います。

しかし、やはり川ですので防水カメラの方が安心できるでしょう。

僕は気にせずZ7持っていきましたが・・・。

川の透明度は高いので、GoProなんかで川の中を撮るのも面白いかもしれませんね。

Nikon Z7
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

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