最近の私は動画の撮影依頼も頂くようになりました。
本当にありがたいことです。
しかしフォトグラファーとして写真がメインだった私としては、正直なところ動画撮影に苦労することもあります。
私が使用しているカメラはNikon Z7とZ6。
写真には絶大なる力を発揮するニコンでも、動画にはそれほど強くないですしね。
動画用にソニーのα7S IIIあたりを購入しようかと悩みましたが、レンズのことも考えるとやはりこのままニコンで行きたい。
フルタイムAFや顔認証の追尾が甘いところは否めませんが、それでもニコンで行くことにしました。
まあ有り余るほどの資金ができたら、動画と写真でカメラメーカーを分けたいですけどね(笑)。
今回はそんな動画中級者の私が、現在Z7とZ6の動画撮影で使ってる機材を綴っていこうと思います。
スタビライザー
まずはスタビライザーとしてDJI RSC 2。
これは凄いです。
まさに映画のような効果を得ることができます。
自分が上手くなったような錯覚に陥るほど。
ミラーレスや一眼レフで動画を撮るなら1台は持っていたい機材だと思います。
ただし、カメラのホットシューにマイクを付けるとバランスが悪くなることもあります。
特にRODE NTG2は厳しいというか無理でした。
軽いマイクなら問題ありません。
あと、私はDJI RSC 2のクイックリリースプレートをアルカスイス互換にカスタムしています。
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マイク
マイクはRODE NTG2とaudio-technica AT9946CMを状況に応じて使用してます。
音質的にはRODE NTG2の方がナチュラル感があり好きですが、前述の通りRSC 2に取り付ける場合はAT9946CMを使用してます。
AT9946CMの方が若干硬い音質です。
まあそれほど大きな違いはないで好みの問題ですかね。
なお、AT9946CMのウインドマフは抜け毛が酷いです。
トータル的に私はRODE NTG2が気に入ってます。
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カメラリグ
ミラーレスカメラで快適に撮影するためにカメラリグを組みました。
カメラリグを組めば、スタビライザーで使えなかったRODE NTG2も問題なく使用できます。
カメラリグのメーカーは全てSmallRig製で揃えました。
ゲージとサイドハンドル2つ、トップハンドルを購入。
シューマウントは4つあるので、マイク・照明・外部モニターを取り付けます。
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外部モニター
外部モニターはまだ購入していません。
しかし色々と調べました。
FEELWORLD LUT7、LUT6、LUT5で悩みましたが、最終的にコスパ重視でFEELWORLD F5 Pro V2に決定。
近日中に購入しようと思います。
三脚・一脚
三脚は写真用で使っていたものをそのまま流用。
そもそも三脚はLeofoto BV-10というビデオ雲台を使ってましたからね。
一脚はGITZO GM2542です。
スタビライザーで一脚を使うとドローンで撮影したような効果があり面白いです。
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まとめ
同じカメラですが、写真と動画では撮影方法が異なるので使用する機材も変わってきます。
道具が揃えば良い動画が撮れるわけではないですが、良い動画を撮るために道具を揃えるのは当たり前かなと思います。
自分に言い訳もできませんしね。
ですから、今後も少しずつ動画用の機材を揃えていきたいと思います。
あと、見た目的に大掛かりな機材を現場に持っていくとクライアントさんが喜びます(笑)。
これも実は次回の仕事に繋げる営業の一貫でもあります(笑)。