前回、Nikon Z6とキットレンズであるNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを持って深夜徘徊をしました。
夜をそのまま切り取ったような描写は感動的ですらあり、僕の中では最強の深夜徘徊カメラとなりました。
軽量さも含め最強の深夜徘徊カメラです。
今回はZ6で星空写真を撮るとどうなるのか試写してきました。
Nikon Z6で星空撮影は?
深夜徘徊での街撮りは完璧。
Z6の高感度性能の高さがとてもよく分かりました。
そしてNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの描写もレベルが高い。
次のステップは星景写真、いわゆる星空撮影を試してみました。
星空を撮影するには明るいレンズを使用するのが基本です。
僕も星空の撮影時はf/1.4やf/2.8の明るいレンズを使用します。
しかし、今回も使用するレンズはキットレンズのNIKKOR Z 24-70mm f/4 S。
マウントアダプターのFTZを付ければFマウントの素晴らしいレンズを使えますが、キットレンズだけでどこまで撮影できるのか実験です。
巷では色々と言われてるZシリーズですけど、僕はできれば早くこのZマウントに移行したい珍しいタイプだったりします。
撮影場所
僕が星空を撮影するのは沖縄。
それも西表島や波照間島といった離島。
ただ悲しいことに年に1回くらいしか行けません。
関東近辺で撮影する場合は富士山の須走口五合目まで行きます。
しかし、須走口五合目までのふじあざみラインは現在冬季閉鎖中。
当然都内での撮影は厳しい。
色々考えた結果、山梨県の富士五湖周辺で撮影することにしました。
撮影開始
富士五湖周辺で星空を撮影するのは初めて。
日が落ちる前に到着すれば富士山も撮影できるという安易な考えで決めました。
各種補正はオフのJpeg撮って出しで撮影スタート。
山中湖パノラマ台
西湖で富士山を撮ったあと本栖湖へ移動するも、初めてということもありなかなかいい場所が見つけられない。
仕方がないので河口湖へ移動して撮影してみましたが、こちらもいいスポットを探せず・・・。
最初に行った西湖で夜まで粘ればよかったと思いつつ、時間的に最後の場所として山中湖パノラマ台へ行ってみました。
レビュー
Z6とNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの組み合わせでも星空撮影は問題ないと思います。
軽量なので三脚での取り回しがとても楽でした。
もっと条件のいい場所であれば天の川もはっきり撮影できるでしょう。
撮影枚数は150枚ほど。
バッテリーは2メモリくらい減っただけでした。
ちなみに気温は約0度。
これくらいの寒さではバッテリーの消耗は通常通りのようです。
ちなみに、これまで僕がD850で撮影した天体写真で比べてみると、超高画素機のD850には敵いませんがZ6でも申し分ないという感想です。
まとめ
というわけで、シリーズとなったZ6のレビューもこれで終了です。
Z6は写りも素晴らしい上に本当に撮影が楽しくなるカメラ。
気軽に持ち歩きできて、この写りは驚愕です。
もし購入を迷ってる方がいれば僕は背中を押したいと思います。
オススメです。
というか、Zシリーズを使うと戻れなくなる可能性があります。
正直なところ僕はFマウントからZマウントに移行したいので、Zマウントのレンズが充実するのを願うばかりです。
追記
この記事から約1年後、Z6とNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの組み合わせで星空撮影してきました。
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