一向に発売されないZマウントの新大三元レンズ、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S。
僕は発売日決定と同時に予約してます。
本来は2020年2月14日発売だったので、梅にも桜にも間に合うかと思いきや発売延期。
というか、そもそも2019年発売予定だったのに。
ないものは仕方がないので、FマウントのAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRを使ってます。
まあこれも神レンズではありますが、作例を見るとZ 70-200mm f/2.8 VR Sの方がさらに解像度なんかも高いから驚き。
そんなZ 70-200mm f/2.8 VR Sの発売を待ちながら、70-200mm f/2.8E FL ED VRで撮影してきました。
ウメジロー
最近はメジロにハマってます。
メジロかわいいですねよね。
先日もメジロが撮りたくて水戸の偕楽園まで行きましたが、残念ながらメジロは発見できず。
ちなみに、梅とメジロでウメジローと呼ぶそうです。
ウメジロー撮りたい!
ということで、3月の上旬のとある快晴の日、ウメジローを撮るために新宿御苑へ行ってきました。
Z7 or Z6
使用するカメラはNikon Z7。
僕はNikon Z6も保有してまして、連写速度はZ6が断然有利。
しかし、200mm以上のレンズを持ってない僕は、1.5倍の焦点距離になるDXモードで撮りたいので画素数に余裕のあるZ7をチョイス。
70-200mm f/2.8E FL ED VRをDXモードにして300mm相当。
正直なところ野鳥撮影には全然足りませんが、これでなんとかします。
メジロ
新宿御苑内を散策。
メジロを求めて彷徨うこと約30分。
日本庭園のエリアで1本の桜を発見。
そして、ようやくメジロ発見!
撮影開始です。
本当はウメジローを撮りたかったのですが、そもそも新宿御苑は梅の木の数が少ないのであまり期待できません。
ウメジロー狙いなら他の場所が良さそうです、誤算でした。
そうそう、隣でキヤノンの一桁機で撮影してる方がいて、連射速度はそれはもう暴力的な速さで笑ってしまった。
僕のZ7と全然違う。
マシンガンかという速度でひたすら連写。
恐らく15分くらいで2〜3,000枚は撮ってたんじゃないかな、圧倒的でした。
いやー、楽しかった。
あっという間に閉園時間の16:30を迎えてしまいました。
桜と梅
Z6も持っていったので、桜と梅も撮ってみました。
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
Z7 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
Z7のターゲット追尾AF
新ファームウェア Ver.3.00で実装されたターゲット追尾AFの使い勝手向上がメチャクチャ使いやすくなってます。
ターゲット追尾の動作が、AF-ONボタン(またはシャッターボタン半押し)から指を放すと追尾を終了するようになりました。
さらにフォーカスポイントの位置がリセットされるのが最高に使いやすい。
野鳥や動きの速い動物撮影の効率が上がります。
僕はターゲット追尾スタートをカスタムでレンズのボタンに割り当ててるので、とっさの撮影にも対応できます(Zレンズのみ)。
追尾AFの反応もよくしっかり追ってくれます。
ただし、追尾AFの範囲が大きすぎるのが欠点。
もう少し小さくなれば最高なんですけどね。
Z7の連写速度
Z7の連写速度は最高9コマ/秒。
動き回るメジロには少々足りません。
あと、バッファが溜まり連写速度が落ちていくのは仕方ないかなと諦めてます。
まとめ
新宿御苑ではウメジローの撮影できませんでしたが、桜とメジロも良かったです。
というか、メジロは本当にかわいいですね。
そろそろ満開を迎える梅ですから、次こそ念願のウメジローを撮りたいと思います。
カメラに関してはZ7でも野鳥は撮影できますが、餌をとるカワセミとか超速の野鳥だと足りないでしょうね。
500mmくらいのレンズがあればZ6を使うのですが・・・欲しい。
もちろん70-200mm f/2.8E FL ED VRも本当に素晴らしいレンズ。
レンズの性能に関しては全くもって申し分ない神レンズなのですが、Zマウントで使用する際のFTZだけが不満というか邪魔なんですよね。
FTZが不要になるZ 70-200mm f/2.8 VR Sを早く発売して欲しいものです。
撮影機材
・Nikon Z6
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR